名古屋の中心で「辺野古新基地建設に関心を」 あいち沖縄会議 沖縄の平和集会と呼応し活動

 【愛知】北谷町で5月21日に開催された「島々を戦場にするな! 沖縄を平和の発信の場に! 5.21平和集会」(同実行員会主催)に呼応して、同日、名古屋市の中心地栄(さかえ)であいち沖縄会議(牛島達夫代表)が街頭宣伝を行った。同会議は命どぅ宝あいち、名古屋YWCA、不戦へのネットワーク、東海民衆センター、日本聖公会中部教区沖縄プロジェクト、JUCON(沖縄のための日米市民のネットワーク)などで構成する団体。そのメンバーと沖縄に心を寄せる個人が参加した。あいち沖縄会議は、辺野古新基地建設の違法性や沖縄の状況についての学習会のほか、名古屋駅、栄で月2回、定期的に街頭宣伝を行っている。今回もその一環で実施した。

 「沖縄の島々にミサイル基地はいらない」「辺野古新基地建設反対」などのプラカードを掲げ、ギターの弾き語りも行われる中、参加者らは「南西諸島で進むミサイル基地建設、辺野古新基地建設は他人事ではない。愛知に住む私たちの問題。関心を持とう」と訴えた。

 事務局長の山本みはぎさん(68)は「自衛隊小牧基地のミサイルが、南西諸島に配備されることになる。愛知の住民として反対の声を上げていきたい」と決意を語った。

 (古堅初子通信員)

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