國學院栃木高校出身の女子ラグビー日本代表"松田凜日選手" 母校にユニホームを寄贈

 國學院栃木高校出身で女子ラグビー日本代表の松田凜日選手が1日、ワールドカップで着た日本代表のユニホームを母校に贈りました。

 全校生徒が集まった朝礼で、約1200人が見守る中、松田凜日選手から實島範朗校長に、ユニホームが手渡されました。

 松田選手が贈ったのは、2022年にニュージーランドで開催されたラグビーワールドカップの日本の第3戦、イタリア戦にフルバックとして先発出場した試合で、実際に着ていた背番号15のユニホームです。

 今週から教育実習生として母校を訪れている松田選手が、恩師でラグビー部の吉岡肇監督に申し出て実現しました。

 松田選手は東京都出身で、國學院栃木高校でラグビー選手として活躍、3年生の春に7人制の女子日本代表にデビューしています。2020年に高校を卒業し日本体育大学に進学、東京オリンピックの代表に選ばれましたが、けがで出場がかなわず、その後、15人制の日本代表に選出され、ワールドカップなどで活躍しています。なお、父親の務さんも元日本代表のフルバックでワールドカップに4回出場しています。

 松田選手は「パリオリンピックに日本代表として出場して、メダルを取りたい」と全校生徒に抱負を述べました。

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