帝京長岡は自慢の強力打線で春の新潟県大会初優勝を果たした。チーム打率は3割8分4厘で本塁打は計6本。決勝では4点差を逆転し、粘り強さも見せる。
打率6割超えの3番浮ケ谷は2本の本塁打を放った。力だけでなく、2本とも変化球を技術で運び好調だ。続く4番服部は打率7割超で、長打力に加えて状況に応じた打撃が光る。竹部や成瀬も打力があり、下位まで切れ目がない。
⇒北信越高校野球2023春季大会のトーナメント表
これまで守備が課題だったが、今大会は6試合で5失策にとどめた。
投手陣は2年生エースの本格派右腕茨木が軸で、県大会では5人が投げた。チーム防御率は2.51。茨木は制球が魅力だが、決勝は変化球が甘めに入り打ち込まれ、6回7失点で降板した。復調が勝利の鍵を握る。ほかにも準決勝を8回無失点に抑えた小林ら、成長著しい2年生投手がそろう。
帝京長岡メンバー一覧
部長稲元 智 監督芝草 宇宙 投 茨木 佑太（2） 187 87 右右 捕 竹部新之介（3） 180 83 右右 一 浮ケ谷航平（3） 181 85 右右 二 木村 昂暉（2） 162 65 右右 三 成瀬 望歩（3） 175 76 右右 遊 小林 真大（2） 174 67 右右 左 川瀬 貫太（3） 178 70 右左 中 長谷川晴也（3） 170 80 右右 右 服部 太海（3） 177 78 右左
リーホン・リー（3） 180 90 右右
天野 煌大（3） 172 76 右右
古戸 将（2） 168 66 右左
木村 朋暉（2） 173 70 左左
加藤 龍一（2） 164 57 右左
和田 結翔（2） 178 71 右右
長澤 光琉（3） 170 70 左左
深澤 一太（3） 166 62 左左
石川 恭梧（2） 175 73 右左
有馬 凛空（1） 176 67 右左
山野 陽（1） 167 68 右右
メンバー表は左から守備位置、名前、学年、身長、体重、投打、主将は長谷川晴也
