チーム防御率は0.98。春季福井県大会初優勝の丹生は投手陣が好投し、準々決勝以降の3試合は全て1点差で競り勝った。
全5試合に登板したエース左腕井上は23回を投げて自責点0。投球回を上回る24三振を奪った。決勝では130球完投し、優勝の立役者となった。投手層は厚く、井上のほか津野、谷崎、齊藤の3人も先発を経験し成長している。
⇒北信越高校野球2023春季大会のトーナメント表
21世紀枠で出場した昨年の選抜大会で主力だった1～4番が、県大会ではいずれも打率3割超を記録。攻守で活躍を見せた1番の橋本は全試合で安打を放ち、チームをけん引した。2番の木津は長打力に加えて、小技を決める器用さも併せ持つ。3番の梅田はチームトップの3割8分9厘を記録し、4番の井上は7四球と選球眼にも優れる。
北信越大会では、持ち味の粘り強さを生かせるかが鍵となる。
丹生メンバー一覧
部長小西 英徳 監督春木 竜一 投 井上 颯太（3） 172 76 左左 捕 木津慎之介（3） 164 69 右右 一 津野 大悟（3） 169 69 左左 二 小松 龍生（3） 177 75 右右 三 土角悠一朗（2） 175 71 右左 遊 橋本 隼（3） 168 65 右左 左 靏峯 哲平（2） 171 70 右左 中 梅田臨太朗（3） 173 80 左左 右 田中 暁也（3） 167 67 右右
齊藤 元紀（3） 184 86 右右
谷﨑 裕太（2） 175 66 左左
城戸 友弥（3） 168 66 右右
寺内 光希（3） 168 89 右右
深山朱輝乃（3） 170 66 右右
赤星 力登（3） 163 64 左左
油田 稜平（3） 175 73 右右
笹川 光（2） 162 60 左左
森下 耀太（1） 178 80 右右
福岡 大惺（1） 163 55 右右
坂 真夏斗（1） 172 65 右左
メンバー表は左から守備位置、名前、学年、身長、体重、投打、主将は城戸友弥
