相川七瀬さん、栃木市政策フェローに 伝統文化などの助言役

栃木市役所

 栃木市は2日、市の政策に助言を行う政策フェローに、歌手の相川七瀬(あいかわななせ)さんが就任すると発表した。10日に行う県誕生150年記念イベントの一環として、入舟町のキョクトウとちぎ蔵の街楽習館で就任式と大川秀子(おおかわひでこ)市長らとの意見交換会を開く。任期は本年度末まで。

 相川さんは1995年、「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。現在は歌手活動の傍ら、国学院大神道文化学部で伝統文化を学び、岡山県総社市、長崎県対馬市、鹿児島県南種子町の「赤米大使」として活動している。これらの経験を踏まえ、栃木市の「とちぎ秋まつり」や各地の伝統文化活動についての助言などを行うという。

 市総合政策課によると、4月に市の政策フェローに就任した陳内裕樹(じんないひろき)さんの紹介で相川さんの就任が決まった。

 大川市長らとの意見交換会は10日午前11時10分から、「世界から見た栃木市の魅力と可能性」をテーマに話し合う。先着80人限定で、参加費は無料。申し込みは当日午前9時から、会場の正面玄関で受け付ける。

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