今季もほとんどのリーグが最終節を迎え、多くのクラブが試合を終えた。話題はこの夏の移籍マーケットに移っている。
今回は『888sport』が伝えた「この夏の移籍マーケットにおいて起こり得るサプライズ移籍5名」をご紹介する。それほどでも…というものもあるが。
ハリー・マグワイア
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
移籍先の噂:パリ・サンジェルマン
現在マンチェスター・ユナイテッドで苦しい時間を過ごしているハリー・マグワイア。レスター・シティから加入した際には世界最高額のセンターバックとして評価され、とてつもない移籍金が支払われた。しかしながらこの数年はかなりミスが目立ち、低いパフォーマンスに終始している。
そのため移籍の可能性が噂されているものの、報酬がかなり高いという彼を買えるところは多くはない。先日はメディアで「パリ・サンジェルマンが彼を狙っている」という報道があったが…実現したら驚きである。
メイソン・マウント
所属クラブ:チェルシー
移籍先の噂:アーセナル
6月に入ってもメイソン・マウントとチェルシーの契約は延長されていない。一説にはマウントの側がそれに難色を示していると伝えられており、他のクラブからのオファーを検討している最中であるとか。
そこで強く関心を持っているのが同じロンドンのライバルであるアーセナルだという。同じように噂となっているリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドと比べれば、攻撃的な中盤の選手についてはかなり数が揃っている印象であるが…。果たしてどうなるだろうか。
サディオ・マネ
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
移籍先の噂:リヴァプール
昨年夏にリヴァプールを退団してバイエルン・ミュンヘンへと移ったサディオ・マネ。しかしながら彼はドイツで苦しんでおり、ルロイ・サネとの暴力沙汰にも絡んでしまった。退団の可能性が高いと言われている。
一方、リヴァプールは彼を放出したことが今季の苦戦の一因だったと考えている部分もあるとのことで、彼の再獲得を狙っている…という報道も。ユルゲン・クロップ監督は確かに退団した教え子を復帰させることが多かったが、実現したら多くのサッカーファンが驚くだろう。
モハメド・クドゥス
所属クラブ:アヤックス
移籍先の噂:ニューカッスル・ユナイテッド
ワールドカップでガーナ代表の中心として傑出したプレーを見せたモハメド・クドゥス。彼は今夏アヤックスからのステップアップを求めており、恩師のエリック・テン・ハフが率いるマンチェスター・ユナイテッド移籍を希望しているとか。
ただ、彼に近づくと言われているのがニューカッスル・ユナイテッドだ。来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したこともあり、多くの投資を彼に使うとされている。
ジョバニ・ロ・セルソ
所属クラブ:ビジャレアル
移籍先の噂:アストン・ヴィラ
現在ウナイ・エメリ監督が率いているアストン・ヴィラ。ジェラード前監督時代には苦戦したが、監督交代後に急上昇してUEFAカンファレンスリーグ出場権獲得の7位まで入ってきた。
【関連記事】CL優勝者を何人も輩出。「ホッフェンハイムを経て飛躍した」5名の選手
そして、そのウナイ・エメリ監督が愛してやまない選手がビジャレアルのアルゼンチン代表MFジョバニ・ロ・セルソだ。パリ・サンジェルマンでもビジャレアルでもともに戦った教え子を引き抜くかもしれない…と伝えられているようだ。3度目の愛弟子獲得となるのか?