日本時間６月３日、カージナルスは有望株ジョーダン・ウォーカーをマイナーAAA級メンフィスから再昇格させたのに伴い、ラーズ・ヌートバーを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。ヌートバーは日本時間５月30日のロイヤルズ戦で守備時に腰を痛め、途中交代していた。当初は故障者リスト入りすることなく戦列に戻れる見込みだったが、プレーできない状態のため故障者リスト入りすることに。球団は故障者リスト入りの理由について「腰の打撲」と発表している。
ヌートバーは今季ここまで42試合に出場して打率.266、４本塁打、21打点、５盗塁、出塁率.380、OPS.770を記録。日本時間５月30日のロイヤルズ戦、２回表にマイケル・マッシーの大飛球を好捕した際に外野フェンスに腰をぶつけ、３回表に途中交代となった。翌日の試合を欠場し、その後２日間のオフがあったため、合計３日休んで戦列に復帰する予定だったが、腰の状態が回復しないため故障者リスト入りすることに。オリバー・マーモル監督は「今回のパイレーツ３連戦ではプレーできないし、次のレンジャーズ３連戦でプレーできるかも怪しい。しっかり準備をしてもらうために故障者リストに入れることにした」と説明した。
戦列を離れるヌートバーの代わりに昇格したのは有望株ウォーカー。今季の開幕戦でデビューし、いきなり12試合連続安打を記録したが、連続試合安打が止まったあとは失速し、マイナーAAA級メンフィスへ降格となっていた。ヌートバーのほか、タイラー・オニールとディラン・カールソンも故障者リスト入りしており、外野手が足りなくなるという緊急事態のなかで再昇格することに。今季メジャーでは20試合に出場して打率.274、２本塁打、11打点、２盗塁、出塁率.321、OPS.718を記録。今日の試合は「８番・右翼」でスタメン出場し、２打席目で再昇格後初安打を放っている。
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