新型レクサスSUV、岩手工場で生産へ トヨタ東日本、今秋にも

 トヨタ自動車は、金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場で、高級ブランド「レクサス」の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)を新たに生産する見通しとなった。同工場が手がける4車種のうち小型SUV「C-HR」は7月下旬の製造終了が決まっており、早ければ今秋にも生産が始まるとみられる。

 トヨタは、レクサスの新モデル「LBX」を5日にイタリア・ミラノで発表する。レクサスのラインアップで最もコンパクトなSUVとみられており、生産を岩手工場が担う方向だ。トヨタは詳細を公表していないが、県内外の部品供給企業や関連企業が準備を進めている。

 トヨタ東日本はトヨタグループ内で小型車の生産拠点と位置づけられる。同工場ではC-HRのほか、小型ハイブリット車(HV)「ヤリス」「アクア」、小型SUV「ヤリスクロス」を生産している。

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