三笘薫、プレミア挑戦1年目を総括! 堂々たる活躍も「もっと良いものにできた」

[写真:Getty Images]

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫がクラブメディアを通じて今季を総括した。

ベルギーでの1年ローンを経て、今季からブライトンでの第一歩を踏み出した三笘。プレミアリーグ挑戦1年目ながら、公式戦41試合で二桁の10ゴールを決めるほか、アシスト数も8つをマークした。

シーズン途中に監督交代も起きたが、ロベルト・デ・ゼルビ監督の信頼を掴み、左ウィングを定位置に。チームとして初の欧州カップ戦となるヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の中心となった。

さらに、個人としても切れ味するドリブルで評判を高め、ビッグクラブの注目をも集めるシーズンに。だが、当たりが止まった後半戦の出来に満足していないようだ。

「今季はもっと良いものにできたと思います。特に、シーズン後半はゴールやアシストが少なかったので。その当時をよく振り返ってみないといけないと思います」

そんな三笘だが、「1年目のシーズンから多くの試合に出られたのはポジティブなことでした」とも。とはいえ、2年目を迎えるにあたり、よりパフォーマンスの質を高める必要性も口にしている。

「大きなケガがなかったのも良かったです。ただ、プレーのクオリティをもう一段階上げていかないと、来季は難しいものになると思います」

そう自らを律する三笘だが、ブライトンでの日々は充実したもののようで、「この街は気候も良く、海も近いし、本当に住みやすい場所です」と語り、サポーターにも感謝の言葉を送った。

「サポーターのみんなもホームだろうが、アウェイだろうが、大きな声で応援してくれます。本当に温かみを感じられる特別なサポーターです」

「裏方のスタッフも良い人ばかりで、とても幸せです。新しい環境に慣れるのに良い経験ができたので、来季はより良い結果を楽しみにしています」

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