米NYタイムズ紙、盛岡を28年前も特集 骨董品店や名所紹介

ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された28年前と同じように、片口を手にする伊藤喜典さん=盛岡市材木町・百萬堂

 「MORIOKA」の魅力は28年前も今も変わらない。米有力紙ニューヨーク・タイムズの「2023年に行くべき52カ所」の2番目に紹介された盛岡市が、1995年にもタイムズ紙で特集されていたことが分かった。当時取材を受けた地元の骨董(こっとう)品店主が記事のコピーを保管していた。「日本の伝統が息づく街」として歴史文化や個性豊かな店が事細かに紹介され、人懐こい市民との触れ合いもつづられている。

 記事のコピーは、同市材木町の「百萬(ひゃくまん)堂」の店主伊藤喜典さん(76)が大切に保存していた。95年4月9日付の日曜版で、紙面を大きく使って観光名所や交通手段などを掲載している。

 

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