【鳴尾記念】浜中「強かった」ボッケリーニが重賞3勝目

3日、阪神競馬場で行われたG3・鳴尾記念(芝2000m)は、7歳馬のボッケリーニが重賞3勝目をマーク。7歳とは思えぬ行きっぷりの良い走りでライバルをねじ伏せた。

鳴尾記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ボッケリーニ
浜中俊騎手
「スタートも良かったですし、あんまり位置取りは拘って無くて、自分の中では良いところ付けれたなという感じで。前の方にいる馬たちが相手だと思ったので、勝負どころから差を詰めに行ってという感じで、良い手応えだったし、強かったと思います。7歳とは思えない若々しい身体ですし、これから今力をどんどんまた更に付けているんじゃないかなというような手応えも感じます。更に大きいレースに向かってトライしていける馬だと思いますので、そういうレースに向かった際には応援していただければと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3日、阪神競馬場で行われた11R・鳴尾記念(G3・3歳上オープン・芝2000m)は、浜中俊騎乗の5番人気、ボッケリーニ(牡7・栗東・池江泰寿)が勝利した。クビ差の2着に3番人気のフェーングロッテン(牡4・栗東・宮本博)、3着に6番人気のアドマイヤハダル(牡5・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは1:59.1(良)。

1番人気でC.ルメール騎乗、ソーヴァリアント(牡5・美浦・大竹正博)は12着、2番人気で松山弘平騎乗、マリアエレーナ(牝5・栗東・吉田直弘)は5着敗退。

ソーヴァリアントは馬群に沈む

2023鳴尾記念・ボッケリーニと浜中俊騎手 (C)masamasa

浜中俊騎乗の5番人気、ボッケリーニが重賞3勝目をマークした。レースではフェーングロッテンが作るペースを中団から追走。3コーナーを回って外から堂々と進出を開始し、絶好の手応えで先頭へ並びかけていくと、直線入り口では4頭横並びの追い比べからじわじわと抜け出し、最内から差し返して来たフェーングロッテンの追い上げをクビ差凌いだ。1番人気に支持されたソーヴァリアントは直線半ばで馬群の中へ沈んだ。

ボッケリーニ 25戦7勝
(牡7・栗東・池江泰寿)
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ボッケリーニ 浜中俊
2着 フェーングロッテン 松若風馬
3着 アドマイヤハダル 岩田望来
4着 ワンダフルタウン 和田竜二
5着 マリアエレーナ 松山弘平
6着 モズベッロ 幸英明
7着 ヒンドゥタイムズ 武豊
8着 スカーフェイス 西村淳也
9着 カラテ 菅原明良
10着 グラティアス 北村友一
11着 マイネルファンロン 坂井瑠星
12着 ソーヴァリアント C.ルメール
13着 インプレス 鮫島克駿
14着 ディアマンミノル 藤岡康太
15着 サトノルークス 荻野極

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