先日オリヴェイレンセで驚きのMOMに輝いたキングカズ。50代になってもプレーを続ける日本のレジェンドだ。
さすがに50代とまではいかないが、今回は「40代になったにもかかわらずまだ現役を続けているかつての名選手」をご紹介しよう。
モアテン・ガムスト・ペデルセン
所属した主なクラブ:トロムセ、ブラックバーン・ローヴァーズ、ローゼンボリなど
年齢:41歳
現所属:ランハイム(ノルウェー2部)
国籍:ノルウェー
かつてブラックバーン・ローヴァーズで長く活躍したノルウェー人MFペデルセン。元々右利きだったが左利きに矯正したという経験があり、ほぼ遜色なく使える両足から繰り出す正確なクロスを武器にしたチャンスメイカー。喫煙者だったがベテランになってからタバコを辞めたとのこと。
ブラックバーンを退団してからはカラビュクスポル、ローゼンボリ、トロムセでプレーし、その後は下部リーグのアルタ、オサネ、そしてランハイムに所属している。
ロケ・サンタ・クルス
所属した主なクラブ:バイエルン・ミュンヘン、ブラックバーン・ローヴァーズ、マンチェスター・シティなど
年齢:41歳
現所属:リベルター
国籍:パラグアイ
10代でバイエルン・ミュンヘンに加入し、それから欧州で長く活躍したパラグアイ代表のイケメンストライカー。ブラックバーン・ローヴァーズトマンチェスター・シティでプレミアリーグを戦った経験もあり、2010年ワールドカップでは日本代表とも対戦している。
2016年に帰国してからはユース時代を過ごしたオリンピア・アスンシオンに加入してキャリアを終えるものと考えられたが、2019年には26ゴールを決めて得点王に輝くなど大復活。今も名門リベルターに所属している。
フィル・ジャギエルカ
所属した主なクラブ:シェフィールド・ユナイテッド、エヴァートンなど
年齢:40歳
現所属:ストーク・シティ
国籍:イングランド
シェフィールド・ユナイテッドでプレミアリーグ昇格に貢献し、その後エヴァートンで長く活躍したイングランド代表センターバック。180cmという決して大型ではない体格でありながらも、知的でアグレッシブかつリーダーシップに優れ、クラブでは長くキャプテンを務めた。
2019年に12シーズンを過ごしたエヴァートンを退団してからはシェフィールド・ユナイテッドに復帰。2021年にダービー・カウンティへ移籍し、さらに昨年1月にストーク・シティと契約した。今年通算800試合出場という記録を達成したが、今夏契約満了で退団することに。果たして現役を続けるのかどうか、注目されている。
クラウディオ・ブラボ
所属した主なクラブ:レアル・ソシエダ、バルセロナ、マンチェスター・シティなど
年齢:40歳
現所属:レアル・ベティス
国籍:チリ
チリ代表で143capを保有する伝説的なゴールキーパー。2006年にコロ・コロからレアル・ソシエダへと加入し、リーガで長年素晴らしい活躍を見せた。そして2014年にはバルセロナに引き抜かれてテア・シュテーゲンとポジション争いを繰り広げた。その後ジョゼップ・グアルディオラに誘われて加入したマンチェスター・シティでは大失敗し、評価を落としている。
その後は2020年にレアル・ベティスと契約。絶対的なレギュラーという立場ではないものの、3シーズンに渡ってリーガ47試合に出場するなどまだまだ一線級のプレーを見せており、チリ代表でもまだキャプテンを務めている。
ファビオ・クアリャレッラ
所属した主なクラブ:サンプドリア、ウディネーゼ、ナポリ、ユヴェントス、トリノなど
年齢:40歳
現所属:サンプドリア
国籍:イタリア
ヒュブナーやルカ・トーニ、ディ・ナターレなどなぜかベテランのストライカーが突如ブレイクするイタリア・セリエA。その1人がクアリャレッラであり、2016-17シーズンから5年連続で2桁得点を奪い、イタリア代表にも招集された。
現在40歳になっている彼は今季わずか1ゴールと不調であったが、まだ現役を続ける意欲を持っているとのことで、来季どこのクラブでプレーするのか注目されている。
リサンドロ・ロペス
所属した主なクラブ:FCポルト、リヨンなど
年齢:40歳
現所属:サルミエント
国籍:アルゼンチン
2005年からFCポルトに加入し、2007-08シーズンには24ゴールを決めるなど高い得点力を見せたアルゼンチン人ストライカー。2009年にはフランスリーグのリヨンへと引き抜かれ、カリム・ベンゼマの穴を埋めるエースストライカーとなった。
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2013年にカタールへと移籍したときにはキャリアの終焉に近づいてきたかと思いきや、後に古巣ラシン・クラブに復帰して長くプレー。2018-19シーズンには17ゴールを決めるなどキレキレだった。2021年に現役引退を発表したもののそれをすぐ撤回し、サルミエントでプレーを続けている。