伊万里市の保育園児による菜の花の絵の作品展が、市民図書館で開かれている。市内22の保育園が参加し、園児自ら育てた花を生き生きと描いた約330点を展示している。7日まで。
循環型社会を目指して菜種油作りに取り組む「いまり菜の花の会」などが企画し、今年で18回目になる。同会では秋に各保育園に苗を配り、翌年夏に種を回収するまで育ててもらっている。園児たちは栽培することを通して自然を大切に思う心も育んでいる。
会場には、クレヨンや水彩絵の具で画用紙いっぱいに描いた黄色い花々が並んでいる。介護施設の入所者約30人が描いた菜の花もある。(青木宏文)