【真岡】荒町の「ストロベリー工房Hosoya いちご3兄弟」で「けずりいちご」が人気だ。完熟を凍らせて作るスイーツで、暑い夏にも農家自家栽培のイチゴを堪能できる。
約半世紀続くイチゴ農家、西田井の細谷信之さん（47）が昨年8月にオープンした。当然、自ら育てたイチゴを使っており、品質に絶対の自信がある。週末のみの営業だが、途切れることなく客が訪れる。
けずりいちご（500円）は、凍らせたイチゴをたっぷり使い、そのまま削って練乳をかけた逸品。シャリシャリとした食感が、溶けてくると生のフレッシュ感に変わり、練乳としっかり混ざった優しい味わいも楽しめる。
店名は「とちおとめ」「ミルキーベリー」「とちあいか」の3品種を使うことや細谷さん自身も、子どもたちも3兄弟であることにちなむ。 「日本一の真岡のイチゴの幅広い魅力を伝えたい。お客の笑顔が直接見られるので栽培とは違ったやりがいがあるんです」と笑う。
「いちごスムージー」（500円）や「店主のきまぐれアイス」（同）もお薦め。土、日、祝日の営業で正午～午後4時。(問)090.5208.4231。
