久保建英、レアル・マドリー時代の外国人枠問題に言及 「日本では二重国籍が認められていないので…」

レアル・ソシエダでキャリアハイといえるパフォーマンスを見せつけた久保建英。

古巣レアル・マドリーが買い戻すという噂もあったが、本人は来季も100%ソシエダとそれを一蹴している。

その久保は『SER』のインタビューで様々な話題を語ったが、こんなやりとりもしていた。

(シーズン中にレアル・マドリーの誰かから連絡はあったのか)

いや、なかった。最後に話したのは、ソシエダに移籍する時だった。

(レアルへのドアは閉ざされたのか)

まぁ、いまはソシエダの選手だし、閉ざされた。

将来的には分からない。10年後、マドリーにいるかもしれないし、ここにいるかもしれないし、別のところや日本に戻っているかもしれない。

(レアルではソシエダほどの信頼を感じられなかった?)

まぁ、複雑な問題だよ。

ここスペインでは外国人枠(EU圏外枠)が3つしかない。僕が加入した時、すでにそれは埋まっていた。

(ブラジル代表)ヴィニシウスがスペインの市民権を取得するのに時間がかかったことと、日本は二重国籍が認められていないことで少し不利になった。

(ソシエダと契約しているのにレアルと噂になることは嫌?)

いや、そんなことはない!まったく気にならない。

何を言われても、自分は集中しているし、自分ができることとやりたいことは分かっている。

好きなように言ってもらっていい。上手くいっている時に話題になるのは普通のことさ。

自分は気にならないけど、ファンがそれを嫌がるのは理解できる。でも、ファンには落ち着いてもらおう。

リーガでは各チームのEU圏外枠が3つまでとなっており、レアルはブラジル人選手たちでそれが埋まった状態だった。

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幼少期をスペインで過ごした久保もヴィニシウスのように市民権を得る資格はある。ただ、日本では法律的に二重国籍が認められていないことがレアルでネックになったとのこと。

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