ヴィッセル神戸、負傷の主力DF山川が全治3カ月 首位キープに貢献の守備陣にまたも痛手

5月16日の公開練習でランニングする神戸の山川(右から2人目)=神戸市西区のいぶきの森球技場

 J1神戸は4日、DF山川哲史(25)が右第5中足骨骨折で全治3カ月と診断されたと発表した。今季リーグ戦でフル出場を続けていた主力センターバックは、5月27日のFC東京戦で負傷退場。手術を受け、成功したという。

 神戸の守備陣は長期離脱中の菊池流帆に加え、酒井高徳と飯野七聖も欠場が続いており、さらなる痛手となった。

 山川は尼崎市出身。神戸のユースで育ち、筑波大を経て2020年に神戸に加入した。今季はこれまで全15試合に先発。ゴール前での体を張った守りで、神戸のリーグ最少失点と首位キープに貢献してきた。(藤村有希子)

© 株式会社神戸新聞社