"地域活性化"目指す矢板市の高校生団体 1日限定の「高校生カフェ」をオープン

 地域活性化を目指す矢板市の高校生の団体が1日限定の「高校生カフェ」をオープンし大勢の人でにぎわいました。

 高校生カフェを開いたのは矢板市に住んでいるか通っている高校生で作る「YAITA ALL DIRECTIONS」です。

 市の地域活性を目指し高校生が気軽に集まれる「高校生の居場所」を作ろうと2018年に設立されたもので現在のメンバーは約40人です。

 カフェの運営は設立当初からの目標で、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合に合わせて3月に矢板市で開かれた「矢板市女性議会」に議員として参加した高村 莉未副代表が市のサポートを求める質問を投げかけていました。これをきっかけに市との話し合いが行われJR矢板駅東口にある矢板ふるさと支援センターTAKIBIで初めて実現しました。

 今回販売されたのはワッフルやドリンクなど高校生にとっても提供しやすいもので正午の開店から1時間後には売り切れが出る盛況ぶりでした。

 「YAITA ALL DIRECTIONS」では今後、運営に必要な人員や利益が出せる価格設定などを研究し次の高校生カフェにつなげていきたいとしています。

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