会長に谷川氏内定 自民党長崎県連 幹事長は前田氏続投

(左から)中島浩介氏、前田哲也氏、谷川弥一氏

 自民党長崎県連(古賀友一郎会長)は4日、定期大会に向けた準備委員会を長崎市内で開き、次期会長に谷川弥一衆院議員(81)=長崎3区、7期目=を内定した。三役のうち、幹事長は前田哲也県議(59)=長崎市区、4期目=が続投。政調会長には中島浩介県議(56)=南島原市区、4期目=の就任が固まった。
 24日の定期大会で正式決定する。任期はいずれも1年だが、慣例で2年交代となっている。
 準備委は国会議員や県議、地域支部代表ら委員22人で構成。会長ポストは慣例により国会議員で互選した。前田氏は、県議会議長就任に伴い幹事長を先月退いた徳永達也県議(63)の残任期間を務めており、再任が認められた。政調会長は県議団が事前に候補を中島氏に絞り込んでいた。
 残る総務会長ポストは、松本洋介県議(46)=大村市区、5期目=と吉村洋県議(66)=佐世保市・北松浦郡区、4期目=の2人が手を挙げており、県議団での協議継続を確認。その後に改めて準備委を開き内定を急ぐとした。

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