福井県警福井署は5月31日、道に迷っていた高齢の女性を保護した福井市内の中学1年生、竹澤雄晴さん(12)と下出蒼介さん(12)に感謝状を贈った。
2人は4月12日午後5時ごろ、下校途中に市内の歩道で80代女性と出会った。あいさつをしたところ、道に迷っていることが分かり、近くの交番まで約20分かけて送り届けた。
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市橋貴敏署長は「2人が適切に親切に行動したおかげで、家族のもとへ帰すことができた」と感謝を述べた。
竹澤さんは「あいさつをきっかけに人助けができてよかった。これからもあいさつを続けたい」と話し、下出さんは「おばあさんとゆっくり歩いて、大丈夫ですよと声をかけた」と当時の状況を語った。