「私は3位に導いた」ユーベ指揮官が7位で終えたリーグを振り返る、解任の噂にも「話し合っていない」

[写真:Getty Images]

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、7位で終えたシーズンに対して自身の考えを示している。『フットボール・イタリア』が伝えた。

4日に行われたセリエA第38節でユベントスはウディネーゼと対戦。68分にイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが決めた1点を守り切り、勝ち点を62まで積み重ねた。

しかし、5位アタランタと6位ローマも揃って勝利したため、7位で今シーズンを終えることとなった。

ユベントスは今シーズン、不正会計を巡る処分でFIGC(イタリアサッカー連盟)に罰金71万8000ユーロ(約1億1000万円)の支払いと、勝ち点「10」の剥奪というペナルティを課されており、実際の勝ち点は「72」を積み重ねたことになる。

3位のインテルが勝ち点「72」で今シーズンを終えたこともあり、アッレグリ監督は事実上「3位」でフィニッシュしたと自身の考えを示した。

「10ポイントのペナルティは我々のせいではないので、私はチームをフィールド上で3位に導いたことになる。誰も私からそれを奪うことはできないよ」

八百長や不正行為など、試合とは関係ない部分での処分であり、ピッチ状ではより良い結果を残せたと主張するアッレグリ監督。

2025年6月までユベントスとの契約が残っている中、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したこともあり、解任の噂が取り沙汰されている。『DAZN』のインタビューに応じたアッレグリ監督は、その噂を一蹴した。

「アリバイを探しているわけではないが、明日から海に行く。ここには3つの事実があるよ。3位、コッパ・イタリア準決勝進出、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出だ」

「クラブは計画を立てる必要があるし、それが完了して私に指示が来たらスタートするつもりだよ。これまでと同様に、私はクラブの裁量に従うつもりだ」

「契約解除については話し合っていない。契約はまだ2年残っている」

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