「明日は異なる試合に」  EL決勝進出のセビージャ指揮官が決意新たに 

写真:Getty Images

セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督が迫るヨーロッパリーグ(EL)決勝にコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。

大会最多7回目の制覇を目指すセビージャは31日の決勝でローマと対戦。ELで抜群の強さを見せるセビージャだが、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督も欧州カップ戦で5つのタイトルを獲得してきた歴戦の強者とあって、激戦が予想される。

3月にセビージャの監督に就任し、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを下してこのファイナルに辿り着いたメンディリバル監督は「異なる試合になる」と気を引き締め直した。

「ここまでのヒストリーを考えると、私が監督に就任したとき、クラブはすでに準々決勝進出を決めていたので、ここまで辿り着いたのは私だけの力ではないと言える。我々は2つの偉大なチームと対戦したが、するべきことをしたので決勝に進出できた」

「この大会におけるこのクラブの歴史は嘘偽りなく、過去20年間で最高のチームだった。私自身、ブダペスト行きの可能性がまだあったし、(ラ・リーガ)残留だけが目的というわけではなかったんだ。これまで2つの偉大なチームを下したからこそ、ここにいる」

「明日は異なる試合になるだろうが、自分たちが持っているものを生かして勝利を目指すつもりだよ」

また、ローマとのタイトルマッチについては「どっちが勝つことになるが、両チームとも決勝進出に値する。この試合以上に大事な試合などない。私は初めてだが、予想や人々の言葉など重要ではなく、正確性と極力ミスをしないのが大事だ」と話している。

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