各地で4年ぶりの “夏の風景” が戻りました。広島市では、「とうかさん」をたくさんの人たちが楽しみました。
とうかさん(広島市)
米田健太郎 記者
「中央通りの歩行者天国です。中には浴衣を着ている人も見られます。コロナ禍前のにぎわいが戻ってきたようです」
広島市中区にある圓隆寺には、およそ500個の赤いちょうちんが掲げられました。また、とうかさんに合わせて開催される「ゆかたできん祭」では、4年ぶりに中央通りの歩行者天国が復活しました。
訪れた人たちは屋台の食べ物を食べたり、ゲームをしたりして楽しんでいました。
訪れた人たち
「浴衣を着られたのがすごくうれしくて、楽しかったです」
「ゆっくりコロナ前に戻っている感じがして、楽しい」
「やっとお祭り気分を味わえた。これで広島に活気が戻ってくればいいなと」
福山鞆の浦弁天島花火大会(福山市)
「福山鞆の浦弁天島花火大会」は、地元の伝統芸能「アイヤ節」で幕を開けました。
花火大会は、港町・鞆の浦で行われていた海上の安全を祈願する祭りが始まりで、江戸時代から続くといわれる伝統行事です。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったことしは、初めて有料の観覧席を設けました。弁天島から花火が打ち上げられ、訪れた人たちは、写真を撮って楽しんでいました。
訪れた人たち
「久々の花火大会なので、すごく盛り上がっていて、いいなと思いました」
「きれいだった」
「子どもと見るのは初めてなので、すごく感慨深いですね。いいですね」
打ち上げられたおよそ2000発の花火が、瀬戸内の夜空を彩りました。