上司から昆虫入りおにぎりを“強要” 促した2人を口頭注意 久万高原町消防

久万高原町の消防署員が、上司から食用の昆虫が入ったおにぎりを食べるよう強要されたと訴えていて、町が経緯を調査することになりました。

久万高原町消防本部では、署員たちが朝食や夕食を3交代制のグループごとに自炊して一緒に食べることになっていて、去年、食用の昆虫を使った料理をメニューに取り入れました。

これについて署員の1人から「昆虫食入りのおにぎりを強制的に食べさせられた」という内容の相談があり、大野秋義消防長が食べるよう促した上司2人を口頭で注意したということです。

しかしその後、この署員から町に対し「口頭注意」の対応に納得できないという訴えがあり、町と消防で詳しい経緯を調査することになりました。

久万高原町総務課は聞き取りをした上で、ハラスメントにあたると判定した場合は処分を検討すると説明しています。

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