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去年8月、愛媛県新居浜市内の自宅マンションで妻の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
殺人の罪に問われているのは、新居浜市繁本町の元会社員・藤田宗武被告(54)です。
起訴状などによりますと、藤田被告は去年8月22日、新居浜市繁本町の自宅マンションで妻の佳寿美さんの首をタオルで絞め、殺害したということです。
5日に松山地裁で開かれた初公判で、藤田被告は起訴内容について、間違いありませんと認めました。
検察側は冒頭陳述で、うつ病を患うなど、精神的に不安定だった妻との間でトラブルが絶えない中で口論となり、逆上した藤田被告が犯行に及んだと主張しました。
一方、弁護側は、2年ほど前から夫婦関係が悪化していて、被害者から暴言を吐かれたり、自宅から閉め出されたりするなどしていたとして情状酌量を求めました。