1~5月の来港者1000万人突破

香港政府観光局(HKTB)は6月2日、今年1~5月の来港者数が1000万人を突破したと発表した。3日付香港各紙によると、同期の来港者数は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行前の40%に相当し、うち半数は宿泊の旅客だった。大規模な世界プロモーション「ハロー香港」が今年2月に開始され、HKTBは芸能人やKOLらを招いて330本余りのプロモーションビデオを撮影し、世界で少なくとも3000の媒体で放送された。来港者数はすでに2~3月に新型コロナ前の30~40%まで回復し、過去2カ月には徐々に50%余りまで回復した。約半数に当たる宿泊客の平均滞在時間は3.6日で、新型コロナ前の3.2日を上回った。ホテルの平均客室稼働率は4月に86%に達し、新型コロナ前とほぼ同じとなった。HKTBの程鼎一・総幹事は、今年通年の来港者数が先に予測した2600万人を上回る可能性もあるとの見方を示した。

© HKP