広島・福山市から届いたかわいらしい映像です。幼稚園児が田植えを体験しました。この幼稚園では、4年ぶりだということです。
田植え体験をしたのは、松永幼稚園の年長児とその保護者です。この幼稚園では食べ物の大切さを学んでもらおうと、2010年から子どもたちに田植えを体験させていますが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
農家の人
「根っこのところを持って、それから土の中に差し込みます」
農家の人から植え方を教わり、いよいよ田んぼに入ります。
園児たち
「やばい、やばい。ヌルヌル。すべる」
生あたたかく、やわらかい、経験したことのない土の感触に興奮する子も…
園児たちは、一列に並ぶと、保護者から苗を手渡してもらい、植えていきました。
園児たち
「ねえ、ママ。ここ、いいでしょう?」
「せーの、はい。やったー。できた」
泥に足を取られ、転ぶ子もいましたが、汚れることを気にする様子もなく、子どもたちは田植えに挑戦していました。
慎重に植える子、大胆に埋め込む子それぞれで、植え終わった田んぼの苗にも個性が表れていました。
「みんなよくがんばったね。すごく上手に植えていました」
園児たち
「たのしかった」
― どんなところが?
「うえるの」
「ママのほっぺよりやわらかかったし、ふかかった。おもったより」
園児たちは、秋には稲刈りにも挑戦し、収穫した米をみんなで食べることにしているそうです。