〈県高校総体2023〉サッカー・金沢学院大附初V エース櫻井が2ゴール

後半27分、勝ち越しのループシュートを決める金沢学院大附の櫻井(中央)=金沢市民サッカー場 

  ●遊学館に2-1

 2023年度石川県高校総体サッカー最終日(5日・金沢市民サッカー場)男子決勝が行われ、金沢学院大附が23年ぶり2度目の優勝を狙った遊学館を2-1で下して初優勝し、初のインターハイ(7月、北海道旭川市)切符をつかんだ。2得点はいずれもエースストライカーのFW櫻井鳳雅(ほうが)(3年)が決めた。

 準々決勝で11連覇を目指した星稜を倒す「金星」を挙げた金沢学院大附。一方の遊学館も準決勝で優勝候補・鵬学園をPKの末に破り、勢いは互角だった。

 スタンドは観衆3千人の熱気に包まれ、試合前から互いの応援団が「かかってこい」の大合唱で大盛り上がり。後半9分に金沢学院大附は櫻井が先制ゴール、10分後に遊学館の中島輝羅(3年)が同点ゴールを決めて一進一退の展開となり、後半27分に櫻井がキーパーの頭上を抜く技ありのシュートを決めた。

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