日銀長崎支店長に黒住氏 鴛海氏は調査統計局へ

 日銀は5日、新長崎支店長に本店企画局政策調査課長の黒住卓司(くろずみたくし)氏(49)を充てる人事を発表した。現支店長の鴛海健起(おしうみたけゆき)氏(50)は本店調査統計局参事役に就く。いずれも同日付。
 黒住氏は岡山県出身、東大大学院経済学研究科修士課程修了。1999年に入行し、国際局国際調査課長などを経て、2020年7月から企画局政策調査課長。
 鴛海氏は21年9月から長崎支店長。新型コロナウイルス感染症の影響を受ける本県経済、産業の動向を細やかに分析し、簡潔明瞭な解説、提言を行った。産学官トップが長崎地域の経済について意見を交わす「長崎サミット」では進行役などを務め、デジタルトランスフォーメーション(DX)や人材確保など幅広い視点での知見を提供した。
 両氏は13日に長崎支店で会見を開く予定。

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