ヤングハローワークなど就労支援3施設 メルカつきまちへ移転 長崎市中心部、立ち寄りやすく

就労支援3施設の開所式でテープカットする関係者=長崎市、メルカつきまち

 5月末に閉館した複合商業施設「長崎西洋館」(長崎市川口町)にあったハローワーク長崎関連の全3施設が5日、メルカつきまち4階(同市築町)に移転し、業務を開始した。
 「ヤングハローワーク長崎」は35歳未満や留学生が利用できる。「ハローワーク長崎つきまちセンター」は就職氷河期世代や60歳以上の再就職者が対象。両施設には専門の担当者を配置し、求人情報の提供などをする。「県人材活躍支援センター」は面接練習や適職診断などの就活支援のほか、正社員を目指す女性の支援も行う。
 開所式では県と長崎労働局の関係者らがテープカット。ハローワーク長崎の橋本堅治所長は「市内中心部にあるので立ち寄りやすくなったと思う。幅広い年代に対応しているので、多くの人に利用してほしい」と話した。

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