マーリンズ・アライズが打率4割目前 直近3試合で13打数10安打

【ロイヤルズ6-9マーリンズ】@ローンデポ・パーク

ロイヤルズに4点を先行されたマーリンズは、3回裏に2点、4回裏に4点を奪って逆転に成功。9対6でロイヤルズを破って連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の5として、首位ブレーブスまで3ゲーム差に詰め寄った。マーリンズ先発のブラクストン・ギャレットは5回6安打4失点で2勝目(2敗)、6番手のディラン・フローロは7セーブ目をマーク。ロイヤルズ2番手のマイク・マイヤーズは3回9安打7失点(自責点6)と打ち込まれ、今季初黒星(1勝)を喫した。

アスレチックス3連戦をスイープして勢いに乗るマーリンズは、4点ビハインドで迎えた3回裏にルイス・アライズのタイムリー二塁打などで2点を返すと、4回裏には二死からの5連打で4点を奪い、逆転に成功。5回裏にニック・フォーテスのタイムリーで1点、6回裏にブライアン・デラクルーズの8号2ランで2点を追加し、リードを5点に広げた。8回表と9回表に1点ずつを返されたが、9対6で逃げ切り。ロイヤルズ3連戦の初戦を制し、4連勝となった。

2本のタイムリーを放ったアライズは、4打数3安打2打点の活躍で打率が.399に上昇。4割到達目前となっている。4月末の時点で打率.438をマークしていたアライズは、5月に打率.330とやや失速。日本時間6月3日のアスレチックス戦で4打数ノーヒットに終わり、打率が.374まで下がったが、それ以降の3試合で合計13打数10安打8打点の大活躍を見せ、打率を.399まで急上昇させた。チームの開幕61試合終了時点での打率としては、エクスパンション時代(1961年以降)で7位の数字。イチローも認めた巧打者が快調にヒットを重ねている。

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