【アストロズ11－３ブルージェイズ】＠ロジャース・センター
アストロズは初回にいきなり６得点の猛攻でブルージェイズの先発アレック・マノアをノックアウトすると、４回、５回にも３本のホームランで４点を奪い大量リード。計19安打11得点の猛攻で11対４とブルージェイズを圧倒し、４連戦初戦を制した。アストロズ先発のブランドン・ビーラックは10安打を浴びながら７回途中３失点と粘りの投球で３勝目（２敗）をマークし、連勝が４で止まったブルージェイズは先発のマノアに７敗目（１勝）が記録されている。
アストロズは序盤の猛攻で一気に試合を決めた。１回表、先頭からの３連打で先制すると、一死後にカイル・タッカーのタイムリー、コリー・ジョークスの５号満塁弾が飛び出し大量６得点でマノアを降板に追い込む。アストロズはその後も攻撃の手を緩めず、４回表にはヨーダン・アルバレスの16号ソロとカイル・タッカーの８号ソロ、５回表にはジェイク・マイヤーズの６号２ランでリードを広げて早々に試合を決めた。
わずかアウト一つを取ったのみでマウンドを降りたブルージェイズのマノアは、これで今季防御率6.36と低調なピッチングが続いている。58イニングを投げて与四球42と制球を乱す場面も多く、いまだ復調のきっかけがつかめていない。チームも貯金５ながらワイルドカード圏内にあと一歩届かない位置にいるなどもう一押しが必要な状況だけに、昨年16勝、防御率2.24と大車輪の活躍を見せたエースの活躍が望まれる状況だが、見通しは明るくなさそうだ。
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