レンジャーズがサヨナラ勝ちで4連勝 カージナルスは苦しい4連敗

【カージナルス3-4×レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは同点で迎えた9回裏にナサニエル・ロウがタイムリーを放ちサヨナラ勝利。4対3で接戦を制してカージナルスとの3連戦を先勝し、4連勝で貯金を19とした。レンジャーズ3番手のウィル・スミスが1勝目(2敗)をマーク。痛恨の4連敗となったカージナルスは5番手のヘネシス・カブレラに1敗目(1勝)が記録されている。

地区首位を快走するレンジャーズは先制を許した直後の2回裏に3連打で同点とすると、内野ゴロ間の得点とマーカス・セミエンのタイムリーで3対1と逆転に成功。投げては先発のマーティン・ペレスが7回3安打自責0の好投を披露した。一方でカージナルスも3回以降追加点を与えず粘りを見せると、8回表にポール・ゴールドシュミットの犠牲フライとノーラン・アレナドのタイムリー二塁打で同点に追いつくなど意地を見せ、試合は接戦のまま9回に突入する。

それでも最後に接戦をモノにしたのはレンジャーズだった。9回裏一死から四球とヒットでチャンスを作ると、ナサニエル・ロウのレフト前ヒットでセミエンが2塁から一気に生還しサヨナラ勝利。カージナルスに勢いの差を見せつけた。敗れたカージナルスはアレナドが同点二塁打を放った際に、打者走者が前のランナーに追いついてしまい、このランナーが挟まれてしまう走塁ミスも大きく響いた。

レンジャーズはこれで地区2位アストロズとのゲーム差を3.5でキープ。特に攻撃面は絶好調で、チーム得点数はメジャー1位と驚異的な破壊力を誇る。また、投手陣もジェイコブ・デグロムがこの日の試合前に60日間の故障者リスト入りと復帰のメドが立たず、100%の陣容が揃わないなかでもチーム防御率メジャー3位と奮闘。今季8勝、防御率2.24のネイサン・イバルディを中心に先発投手が安定して試合を作っている。内容・結果ともに充実した戦いを見せているレンジャーズの勢いはまだまだ止まりそうにない。

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