バスケットボールB1宇都宮ブレックスは6日、シューティングガード比江島慎(ひえじままこと)(32)と来季契約で合意したと発表した。来季でブレックス6季目となるエースが、再起を目指すチームをけん引する。
福岡県出身の比江島は2018年にB1三河から加入。今季はレギュラーシーズン54試合に出場し、うち52試合で先発した。チームの調子が上がらない中、1試合平均13.0得点、同4.2アシスト、同2.4リバウンドなど主要スタッツの多くで加入後最高をマークした。
チャンピオンシップ進出を逃した後も11試合連続で2桁得点を記録。千葉Jとの今季最終戦では決勝のブザービーターを含む26得点の大活躍で勝利に貢献した。日本代表候補でもあり、8月に沖縄県などで行われるワールドカップ(W杯)出場にも期待がかかる。
クラブを通じ「今季は悔しい結果となりましたが、皆さんの大歓声は本当に最高で大きな力になりました。皆さんと共に、来季は必ず王座奪還をしたいと思います」などとコメントした。