超名門!…なのに今季ユニの胸が「空白となった」3チームをご存知か

インテルやローマのユニから消えたことでクローズアップされた胸スポンサーの存在。

通常なら引く手あまたの名門チームユニ胸部からスポンサーロゴが消えるというのは異例の事態である。

そこで、名門クラブチームの今季ユニから胸ロゴが消え「空白」となったケースをご紹介しよう。

インテル

インテル 2022-23 Nike ホーム ユニフォーム

今季の胸スポンサーは「digitalbits」だったが、4月30日のラツィオ戦から胸ロゴが消滅。スポンサー企業側との契約上の問題発生がその理由だが、実はもっと早い段階で胸ロゴが消えていても全く不思議ではない状況が続いていた。

クラブは6月3日に「Paramount+(パラマウントプラス)」との今季限りの短期契約を発表。よって胸の空白期間は約1か月間ほどで終了となったが、名門インテルの胸ロゴ空白は異常事態であり非常にレアケースだ。

なお、同時期に「digitalbits」ロゴが消えたローマは、代わりに「SPQR」ロゴを付けて空白を回避した。

ボカ

ボカ・ジュニオルス 2022-23 adidas ホーム ユニフォーム

80年代以降は大企業とのスポンサー契約に事欠かなかったアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスも、最新ユニではまさかの胸ロゴ無しという事態に陥っている。

2018年から続いたカタールの航空会社「Qatar Airways」との契約が2022年で終了。世界的な名門ボカだけに新スポンサー企業の獲得は容易と見られていたが、意外にも決まらないまま1年が過ぎようとしている。

もっとも、胸ロゴ無しのレトロ感あるデザインがディエゴ・マラドーナ時代のユニを想起させ、ファンにはなかなか好評だ。

ボルドー

ジロンダン・ボルドー 2022-23 adidas ホーム ユニフォーム

クラブ創設は1881年で今年142周年を迎えるフランスの名門ボルドー。鎖骨や袖にスポンサーは付いても、肝心の胸部分は最後まで空白のままだった。

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近年はシーズン中に幾つかのスポンサーロゴを付けるという不安定な時期もあったが、それでもリーグアン優勝6回を数える古豪クラブは常に胸スポンサー企業を獲得してきた。それが今季は獲得できなかったのは、91-92シーズン以来の2部リーグ降格が多少なりとも影響したのかもしれない。

ちなみにボルドーもまたボカと同様に胸ロゴ無しユニが逆に好評という、クラブにとっては素直に喜べない結果となっている。

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