J・アルバの獲得にヨーロッパ強豪3クラブも名乗り

写真:条件面を優先してアル・ヒラルを選ぶか、欧州でのプレーを求めるか。J・アルバの決断は……? ©Getty Images

2022-23シーズン限りでバルセロナを退団することになったスペイン代表DFジョルディ・アルバ。同じくクラブを離れる元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツとともに、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得も噂されるサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍することが濃厚と見られているが、ヨーロッパのビッグクラブに新天地を求める可能性もあるという。

スペインのウェブメディア『ELGOLdigital.com』によると、まず興味を示しているのはスペイン国内でバルセロナのライバルでもあるアトレティコ・マドリード。同クラブはバルセロナで出場機会が減りつつあったシーズン中からジョルディ・アルバに興味を示しているという。

また、イタリアのインテルもかねてからジョルディ・アルバに関心を示している。2022-23シーズン開幕前にはインテルへの移籍がクラブ間合意に達しながら、選手本人がバルセロナ残留を強く望んでオファーを拒否したため移籍が実現しなかった経緯がある。

ただ、現在はバルセロナからの退団が決まっているため、移籍への支障はなくなっている。来シーズンに向けて再度オファーを出しても不思議ではないだろう。

また、ポルトガルのベンフィカも強い関心を示しているそうだ。ベンフィカはスペイン人DFアレハンドロ・グリマルドのレヴァークーゼンへの移籍が決まっており、その後釜としてジョルディ・アルバに白羽の矢を立てたという。

同クラブはバルセロナ、そしてスペイン代表のレジェンドであるジョルディ・アルバに対し、その名声にふさわしい年俸のオファーを用意していると『ELGOLdigital.com』は報じている。

また、同メディアは「ベンフィカの条件はアトレティコ・マドリードのものを上回っているため、アトレティコ・マドリードとしてはかなりの努力が求められる」としている。

条件面で言えばアトレティコ・マドリード、インテル、ベンフィカともにアル・ヒラルの破格のオファーには太刀打ちできないが、ヨーロッパのトップレベルでプレーし続けられるという魅力もある。果たしてジョルディ・アルバはどのような決断を下すのだろうか。

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