今後の大雨に備え、土砂災害の発生リスクの高い場所の状況を点検するパトロールが6月6日始まりました。
6日から静岡県西部で始まったのは、土砂災害による被害防止のための土砂崩壊危険区域のパトロールです。初日は菊川市の県道沿いにある急斜面となっているエリアを訪れました。
県の職員たちは斜面の崩壊がないかや土砂崩れから民家を守るコンクリートの壁に大きな損傷がないかを点検しました。今回、パトロールしたこのエリアで、特別な異常は確認されなかったということです。
<静岡県袋井土木事務所 維持調査班 齊藤秀孝班長>
「地道なこうしたパトロールの活動をすることがお住まいの地域の皆さんの安全安心につながりますので、こうした活動を続けていきながら減災につながるような活動を続けていくことが大切かなと思っています」
このパトロールは6日から8日間にわたって、県西部の崩壊危険区域62か所を点検する予定です。