「実際に現場で助けられるように」300人の救助隊員が災害や火事現場でのスキル競う=静岡

災害や火事の現場で求められる技術を救助隊員らが競う大会が6月6日、静岡市で開かれました。

51回目の開催となる静岡県消防救助技術大会には県内16の消防本部から約300人の救助隊員が参加しました。8mの煙の道を検索して要救助者を救出する「ほふく救出」という種目のほか、安全で確実に垂直のはしごを15m登る「はしご登はん」など、7つの種目で競技が行われました。

<湖西市消防本部 西田晃輝さん>

「チームワークを発揮して現場でも多くの人を救っていきたいと思っています」

<駿東伊豆消防本部 長谷川心花さん>

「助けられる命は助けたいという思いが強いので、実際に現場で要救助者を助けられるようにしたいです」

参加した救助隊員らは、日ごろの訓練で鍛え上げた技術を披露しようと真剣に取り組んでいました。

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