横浜市の児童虐待対応件数 2022年度は1万3140件 2年ぶり過去最多に

横浜市役所

 横浜市が2022年度に対応した児童虐待に関する通告・相談件数は前年度比14.5%増の1万3140件で、2年ぶりに過去最多となった。子どもがドメスティックバイオレンス(DV)や家庭内のけんかを目撃するといった心理的虐待が半数強を占めた。

 疑いを含めて児童虐待の情報を把握した市内4カ所の児童相談所と各区役所が、調査や支援などに当たった件数を集計した。対応件数は21年度に20年度から千件ほど減少したが、ほぼ右肩上がりで増えており、市は社会的な意識の高まりが背景にあると分析している。

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