ベンゼマ、アル・イテハド移籍が正式決定。「自分にとっての新しいチャレンジ」

写真:サウジアラビアでの新たな挑戦に意欲を燃やすベンゼマ ©Getty Images

サウジアラビアのアル・イテハドが、フランス代表FWカリム・ベンゼマの加入を正式に発表した。契約は2026年までの3年契約となっている。

ベンゼマは6月6日にレアル・マドリードでの退団セレモニーに出席した後、マドリード市内でメディカル検査を受診。そのままアル・イテハドと契約する運びとなった。

新天地が決まったベンゼマは、アル・イテハドの公式ツイッターアカウントでインタビューに応じ、次のように喜びを語っている。

「これまでとは異なる国の、新しいフットボールリーグを経験できることにワクワクしている。アル・イテハドは驚くべき歴史を持つクラブで、熱狂的なファンを抱え、アジアの盟主になるという大きな野心を備えている。私は幸運にも、自分のキャリアの中で数々の偉業を成し遂げ、スペインとヨーロッパであらゆるものを手にしてきた。新しいチャレンジ、新しいプロジェクトに向かうには今が最適なタイミングだと思う」

「サウジアラビアを訪れるたびに、ファンや人々の温かさや愛情を感じ取ってきた。新しいチームメートのもとに加わり、彼らと一緒にアル・イテハドとサウジアラビアリーグの試合をより高いレベルへと引き上げていくという挑戦を楽しみにしている」

「これは私にとっての新たなチャレンジだ。新たな生活が始まるし、トレーニングの開始が待ちきれない。トロフィーを勝ち取るため、ゴールを決めるため、自分の能力を示すため、ファンやクラブ、会長を満足させるためにベストを尽くすよ」

また、ベンゼマは一足早くサウジアラビアリーグでのチャレンジを決意し、アル・ナスルでプレーするかつての盟友クリスティアーノ・ロナウドについても言及している。

「サウジアラビアリーグは素晴らしいリーグ戦で、能力の高い選手も多い。クリスティアーノ・ロナウドもすでにここでプレーしている。私の友人は、サウジアラビアリーグのレベルが上がり始めていることを証明してくれた」

そして、ベンゼマはインタビューを次のような意気込みで締めくくっている。

「ヨーロッパでそうしてきたように、私は勝つためにここに来た。ジッダ(アル・イテハドの本拠地)でみんなに会うのを楽しみにしている」

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