コンビニ大手「ローソン」は、千葉県誕生150周年を記念し、県産食材を使ったパンやおにぎりなどの新商品3品を6日から関東甲信越の約4600店舗で発売した。同社の酒井勝昭首都圏カンパニープレジデントらが1日に県庁を訪れ、熊谷俊人知事に3品をPRした。
記念商品は、県産の貴味メロンのクリームを挟んだ生フランスパン(税込み138円)▽八千代市の郷土料理「とり飯」をイメージしした県産鶏肉のおにぎり(同184円)▽勝浦市のご当地グルメ、勝浦タンタンメンを夏向けにした冷やし麺(同559円)。
同メロンはさっぱりした甘みが特長で、おにぎりの鶏肉は優しい甘みのあるたれで味付けした。「冷し勝浦タンタンメン」は同市の団体「熱血!!勝浦タンタンメン船団」の監修を受け、試行錯誤を重ねて仕上げた。試食した熊谷知事は「完成度が高くおいしい」と感想を述べた。
酒井氏は「なじみのあるメニューの商品を準備した。店舗一丸となって150周年を盛り上げていきたい」と話した。同社は2010年に県と地域包括連携協定を結んでおり、22年に県産和梨を使ったシュークリームを発売するなど、県の特産品を使った商品を販売している。