スカッド刷新のPSG、ボルシアMG退団のフランス代表FWに関心か

[写真:Getty Images]

スカッド刷新のPSG、ボルシアMG退団のフランス代表FWに関心か

パリ・サンジェルマン(PSG)は今夏の移籍市場で、ボルシアMGのフランス代表FWマルクス・テュラム(25)の獲得を真剣に検討しているようだ。

今季はリーグ・アンでこそ連覇を達成したものの、最大の目標だったチャンピオンズリーグ(CL)は昨季に続きラウンド16で敗退したことを受け、PSGはスカッドの刷新を決断。すでにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が発表されており、長くチームを支えたイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティについても退団の可能性がある。

血の入れ替えを断行するクラブは今夏のストライカー確保も目指しているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、その候補として今季限りでのボルシアMG退団が決定しているテュラムの名前が浮上したとのことだ。

フランス代表のレジェンドであるリリアン・テュラム氏を父に持つテュラムは、今季のボルシアMGで公式戦32試合に出場して16ゴール7アシストを記録。昨年11月に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも選出されるなど、順調なシーズンを送った。

テュラムにはPSG以外にも複数クラブが獲得に動いており、争奪戦は避けられない模様。ただし、ロマーノ氏によると獲得が噂されたミランやアトレティコ・マドリーは関心を示していないようだ。

なお、PSGはすでにレアル・マドリーのスペイン代表MFマルコ・アセンシオ(27)、スポルティングCPのウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(22)の獲得が決定的となっており、早くも積極的な動きを見せている。

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