岩舟のとちぎ花センターで「木の実とタネ展」 五感に焦点、来月まで

さまざまな種類の木の実や種が展示されている企画展

 【栃木】岩舟町下津原のとちぎ花センター鑑賞大温室で企画展「木の実とタネ展~5感で楽しむ木の実の世界」が開かれている。「見る」「聴く」「触る」「嗅ぐ」「味」の五感に焦点を当て、世界中の木の実や植物の種約180種類を展示している。7月9日まで。

 リンゴの形にそっくりなヒョウタン「ヒョウタンリンゴ」、鑑賞用のカラフルなトウモロコシ「インディアンコーン」など見た目に特徴がある木の実を展示。バニラやコリアンダーなどは実際に香りを嗅ぐことができる。

 世界一大きな木の実「フタゴヤシ」のほか、県内の森林でも見られる松ぼっくりやドングリなどについて紹介するコーナーも設けている。同センターの鈴木優(すずきまさる)さん(40)は「触ったり香りを嗅いだりして、お子さまでも楽しめると思う」と話している。

 午前9時半~午後4時半。入館料は大人410円。小中学生200円。月曜休館。(問)同センター0282.55.5775。

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