全日本大学野球選手権 白鴎競り勝ち8強 松永完封、浅野が決勝弾

8回、決勝点となる本塁打を放ち、ベンチで祝福を受ける白鴎大の浅野(右)=神宮球場

 第72回全日本大学野球選手権第2日は6日、明治神宮球場などで1、2回戦計6試合を行い、4大会ぶり5度目の出場となる白鴎大(関甲新)は初戦の2回戦で環太平洋大(中国)と対戦、1-0で競り勝ち8強入りを果たした。

 試合は七回まで両チームとも長打、失策がない緊迫した投手戦。白鴎大は八回、先頭の浅野空我(あさのくうが)(文星芸大付)が右越えの先制ソロ本塁打を放ち、均衡を破った。投げては先発松永大輝(まつながひろき)(東・東海大菅生)が丁寧にコースを突く投球で被安打4の無四球完封。浅野の1点を守り切った。

 白鴎大の次戦は8日午前9時から、鹿屋体大(九州南部)-近大(関西学生)の勝者と準々決勝を戦う。

© 株式会社下野新聞社