「心燃え続けている きょうからでも働きたい」新青森県知事・宮下氏に当選証書

畑井委員長(右)から笑顔で当選証書を受け取る宮下氏=6日午後、県庁

 青森県選挙管理委員会は6日、知事選で初当選した前むつ市長・宮下宗一郎氏(44)に当選証書を交付した。宮下氏は報道陣に「県民目線で県民が主役となる県政を実現したい」とあらためて抱負を語った。任期は29日から4年間。

 付与式は県庁で行われ、宮下氏は青いネクタイを締めてスーツ姿で出席。畑井義徳委員長から当選証書を受け取った。妻の悠美さんと陣営スタッフ8人が同行し、終了後は会場でそろって記念写真に納まった。

 宮下氏は「責任の重さを痛感するとともに、心が燃えている状態はずっと続いていて、きょうからでも働きたいという思い」と意気込みを述べた。

 宮下氏は市長3期目の途中で知事選への出馬を表明。無所属で立候補し約40万票を得て、前青森市長の小野寺晃彦氏ら3人を大差で破った。

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