6月1～4日、イタリアのサルディニア島北東部に位置するオルビアを中心に、WRC世界ラリー選手権第6戦『ラリー・イタリア・サルディニア』が開催され、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル／マルティン・ウィダグ組（ヒョンデi20 Nラリー1）が今季初勝利を達成した。同ラウンドのダイジェスト動画がシリーズのYouTube公式チャンネルをはじめ、Mスポーツ、ヒョンデ、トヨタの各オフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。
前戦ポルトガルから始まった“グラベル（未舗装路）ラリー連戦”の第2ラウンドとなったラリー・イタリア・サルディニア。道幅が狭くハイスピードコーナーも多いこのイベントは、難関グラベルラリーとして知られる一戦だ。先週末はこれに雨の要素が加わったことでサバイバルの様相を呈した。
そんななか、このラリーを制したヌービルは、競技3日目のデイ3終盤に3番手から首位すると最後は危なげなくフィニッシュ。僚友で、デイ3までセバスチャン・オジエ（トヨタGRヤリス・ラリー1）とトップを争いを繰り広げたエサペッカ・ラッピ（ヒョンデi20 Nラリー1）を従えるワン・ツー体制にて、ヒョンデに2023年シーズン初勝利をプレゼントした。
各YouTubeチャンネル公開中のダイジェスト動画では、サルディニア島を舞台にした今戦の戦いを映像で振り返ることができる。
