ウガルテ獲得失敗のチェルシー、サウサンプトンの若手MFに改めて関心か

[写真:Getty Images]

チェルシーがサウサンプトンのU-21ベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)の獲得を狙っているようだ。

先月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の就任を発表し、プレミアリーグ12位に終わった屈辱的なシーズンからの巻き返しを図るチェルシー。現在はスカッドの整理に着手しており、フランス代表MFエンゴロ・カンテの退団が確実となったほか、イングランド代表MFメイソン・マウントやクロアチア代表MFマテオ・コバチッチら多くの選手の去就も不透明になっている。

一方で、戦力強化も模索しているが、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスのパートナーとして獲得を望んだスポルティングCPのウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテは、パリ・サンジェルマン(PSG)行きが濃厚に。クラブは別のターゲットへの切り替えを余儀なくされている。

そんな中で、イギリス『ミラー』によるとチェルシーはラヴィアへの関心を再燃させたとのことだ。クラブは昨夏や今冬にも同選手の獲得を試みて失敗に終わったが、今夏も引き続きターゲットに定めたという。

サウサンプトンは今シーズンのプレミアリーグを最下位で終え、チャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定したことから、4500万ポンド(約77億8000万円)程度の移籍金で獲得できると踏んでいる模様だ。

ラヴィアはマンチェスター・シティの下部組織出身であり、昨夏にサウサンプトンへ完全移籍。19歳ながら主力に定着すると公式戦35試合に出場し、不振に陥るチームで評価を高めた。

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