6月2日の記録的豪雨によって静岡県森町では、川に掛かる橋の一部と県道が崩落し、住民の生活に大きな支障が出ています。
<清水英之記者>
「森町の鍛冶島橋です。道路は完全に崩落していて、あちらの橋には、がれきが折り重なるように積み重なっていて、まるで天然のダムのようになってしまっています」
森町を流れる太田川は6月2日の記録的豪雨で増水し、鍛冶島橋の橋げたに上流からの流木が絡み、流れがせき止められた影響で橋の一部と脇にある県道が崩落しました。この橋には水道管も通っていたため鍛冶島橋の下流部住宅12軒では現在も断水が続いています。
<近くに住む人>
「バスが安全を見てここでUターンして戻ったちゃうんで、奥で生活している人は不便だと思います」
森町では、この場所以外でも道路の崩落や倒木などが確認されていて、町は早急に対応したいとしていますが復旧のめどは立っていません。