エンゼルスが4点差逆転でカブス破る 大谷16号ソロ、鈴木2出塁

【カブス4-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

大谷翔平と鈴木誠也の顔合わせも注目されるエンゼルスとカブスの3連戦初戦は、中盤の集中打で逆転したエンゼルスが7対4でカブスを下して先勝に成功。エンゼルスは2連勝、カブスは2連敗となった。エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンは5回4失点ながら打線の援護に恵まれ3勝目(1敗)をマークし、5番手のカルロス・エステベスが15セーブ目を記録。カブス2番手のブランドン・ヒューズは救援失敗で3敗目(0勝)となった。

エンゼルスは苦しい展開にも打線が集中力を発揮した。4点の先制を許して迎えた4回裏に大谷が反撃の狼煙を上げる16号ソロを放つと、5回裏には四球やエラーなどで作ったチャンスにマイク・トラウトが同点タイムリー、マット・タイスが勝ち越しタイムリーと相手のミスを見逃さなかった。さらに7回裏にはテイラー・ウォードの7号ソロでダメ押しと打線が機能。敗れたカブスは守備や制球の乱れに加え、7回表一死満塁のチャンスをショートライナー併殺打で逃した場面も痛恨だった。

「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、ライトを守っていた鈴木のグラブを越える反撃弾のほか、5回裏にも四球で出塁し、その後勝ち越しのホームを踏むなど2打数1安打1本塁打1打点2四球の活躍。6月は打率.333、OPS.924と絶好調で、今季の成績を打率.276、16本塁打、42打点、OPS.904としている。

一方「4番・右翼」でスタメン出場の鈴木も第1打席で内野安打を放ち6月初安打を記録すると、その後タイムリーで先制のホームイン。7回の第4打席では四球を選びチャンスを拡大するなど4打数1安打1四球で2出塁と仕事を果たし、今季の成績を打率.266、OPS.797とした。最終打席は空振り三振に倒れ最後の打者となってしまったが、5試合ぶりの安打を復調のきっかけとできるか、明日以降の活躍に期待がかかる。

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