ユムティティが“復活の地”レッチェに別れ 「みんなからの愛情を胸に旅立つ」

[写真:Getty Images]

元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)がレッチェに惜別のメッセージを発信した。

2016年夏にリヨンからバルセロナ入りしたユムティティ。当初こそ守備陣のなかで評価の高い存在だったが、ケガに悩まされ始めてから居場所を失い、昨夏にシーズンローンでレッチェ移籍を決意した。

ケガの再発も懸念されながら、セリエA昇格初年度のレッチェで再起を期するシーズンだったが、リーグ戦25試合に出場。ケガでの休みもあったが、チームも16位で残留決定と評価できる1年となった。

だが、レッチェとは買取オプションなしのローン契約。バルセロナに戻っても居場所なしだが、2022年1月に結んだ2026年までの契約があり、ひとまずは帰還し、その後に再移籍となるものとみられる。

レッチェでのキャリアは完全復活に向かって大きなものといえるが、ユムティティも自身のインスタグラムで別れの挨拶をした。

「まずは他のチームが僕を疑うときに手を差し伸べてくれた(スポーツディレクターのパンタレオ・)コルビーノとレッチェに感謝したい。信頼してくれて、ありがとう。僕は価値観と卓越したメンタリティを持つチームと出会った」

「シーズン当初の目標もハードワークのおかげで成し遂げられたよ。僕からすると、セリエA残留はタイトルを掴むようなもの。このグループ、このチームの一員だったのを幸せに思う。信じられないような人情味のある体験だった」

「みんなに感謝だ。(監督のマルコ・)バローニ、ありがとう。ファンのみんなも初日から最後まで応援してくれたし、礼を言う。僕らはずっと繋がっている。みんなからの愛情を胸に旅立つ。心からありがとう。レッチェと永遠に」

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