“背水”上井邦浩が首位発進 藤田寛之15位/男子下部

上井邦浩が下部ツアーで首位発進を決めた(大会提供)

◇国内男子下部ABEMAツアー◇LANDIC CHALLENGE 10 初日(7日)◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)◇7191yd(パー72)

第10回となる記念大会が開幕し、40歳の上井邦浩が6アンダー「66」で回って単独首位発進を決めた。

昨秋から左母指腱鞘炎を理由にツアーを欠場し、今季開幕から特別保障制度(公傷)でレギュラーツアーに参戦。リミットとなった「ゴルフパートナー PRO-AM」までの4試合での獲得賞金で9万8916円届かず、シード維持を逃していた。

患部の状態もあって昨年QTを見送っていたため、QTランキングを持っていない。推薦でのフィールド入りから、2016年「FIDRAクラシック」以来の下部ツアー2勝目を狙う。

1打差2位に今野大喜、中里光之介、長澤奨が並び、さらに1打差で小斉平優和、2015年「日本プロ」優勝のアダム・ブランド(オーストラリア)、2週前の「太平洋クラブチャレンジ」優勝の富村真治ら10人が続いた。

レギュラー通算18勝の藤田寛之、同2勝の薗田峻輔らが3アンダー15位。

今季2勝で賞金ランキング1位の鈴木晃祐はイーブンパー61位と出遅れた。

<上位成績>
1/-6/上井邦浩
2T/-5/今野大喜、中里光之介、長澤奨
5T/-4/芹澤慈眼、佐藤圭介、森正尚、古川雄大、吉本翔雄、小斉平優和、生源寺龍憲、富村真治、アダム・ブランド、グラント・ゴッドフリイ

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